スーパーリーグ構想に反対
欧州サッカー界で、スーパーリーグ構想が話題になっている。
本当にここまで具体化するとは思わなかった。
スパーズのジョゼ・モウリーニョの監督解任が霞むほどだ。
スーパーリーグ構想が分からない人はこれを。
とりあえずまとめると、
欧州サッカー連盟(UEFA)が開催しているチャンピオンズリーグ(CL)に対抗して、
新しい大会をやりますわ、みたいなこと。
スーパーリーグ構想は、財政的な問題を解決したいという建前のようだが、本当にこれで解決になるのか甚だ疑問。(CLに不満なだけだよね)
ビッグクラブ同士の対戦の方が、お金は動きますけどね。
それだけで本当にいいのかい?
加えて、ビッグクラブ15チームの降格がないらしい。
毎年これらのチームは、固定で対戦するのを見て楽しいのだろうか。
毎年違うのは5チームだけだよ?飽きてこないかね?
ジャイアントキリングもCLの楽しみの一つだと思う。
(シャフタール・ドネツクの快進撃見たいじゃん。)
各リーグの上位は、毎年ほぼ固定されているから、固定していても同じじゃんってなるかもしれないが、絶対約束されているわけではない。
現に今シーズンのプレミアでは、ビッグクラブのうち4チームがCL出場権外にいるじゃないか。
レベルの高い試合が見れるかもしれないが、ビッグクラブが固定なのはどうかと思う。
各国の普段対戦ができないチームとの対戦もCLの見どころですやん。
クロップも「毎年レアルと対戦しているの誰が見たいんだ」と語っている。
本当にその通りだと思う。
こんな大会方式であれば、”イスタンブールの奇跡”や”アンフィールドの奇跡”の感動も薄かったに違いない。
出場権争いを勝ち抜いた上で、大会に参加し優勝するから価値のあるタイトルなのではないのか。
CL出場は狭き門だが、それを今より狭くしてどうするのだろうか。
強豪同士の戦いだけがフットボールではない。
グループステージ敗退するようなビッグクラブにとっては、毎年出られるのが保証されているのであれば嬉しいでしょうね??
どことは言わないけど。
近年のサッカー界は、カネしか見てないよね。 残念です。
そんなスーパーリーグ構想が発表された中、
スーパーリーグ構想に対抗するCLも2024年から方式を変えるとのこと。
1次リーグがスイス方式という全36チームが一つの対戦表の中で戦い、上位8チームが決勝トーナメント進出、9~24位までがプレーオフのち上位8チームが決勝トーナメントに進出できるらしい。
最終節まで分からなくすることで、消化試合を失くしたいらしい。
消化試合があった方が、チーム的には休息取れるから嬉しいけど。
まあ、なんというかCL改革案もパッとしないような気もするが。
色々言ってきたけど、個人的にはスーパーリーグ構想には反対。
CLはそのままでいいよ。アンセムかっこいいし。
最後にリバプールサポーターとして言わせてもらいますが、
クロップになるまで、安定してCL出場権も取れなかったチームが何言っているんだ。
今んとこ6位だぞ。ハマーズにも及んでないのになにがビッグクラブだ。
毎年出ているレアル・バルサ とはわけが違うんだぞ。
確実に3位以内に入れるくらいになってから言ってくれ。
(現場に文句を言っているわけではないぞ!)
ほんまに4位内フィニッシュ頼むで。