クルマ社会で車を買わないためにやるべきこと

 

地方に住んでいる人にとって、車は必要不可欠なものだ。

俺の地元は、超がつくほど田舎だったので、子供の頃は車が一家に数台あるのが当たり前だと思っていた。

大学に進学するために都会に出て、電車の便利さを知った。駅にはホームがいくつもあり、休むことなく何本も電車が行き来する光景には、心が躍った。タクシーを乗るための長い行列は、違和感でしかなかった。行先は自由ではないが、一度乗ってしまえば勝手に目的地まで行けるのは最高だ。それに、終電の時間だけ守れば、帰りのことを気にせずに酒を飲める。こんな贅沢はない。

 

いまはまた田舎に住んでいる。地元ではないが、同じような光景が広がっている。

電車の便利さに未練があるわけではないが、車を持っていない。

買おうと思えば買える。でも、買うつもりはない。

最初の頃は、また都会に帰れるものと思って買わずにいた。どうせ売ることになるのであれば、数年間我慢してお金を貯めようと思った。もう数年とはよべないくらい月日は流れたが、まだ田舎で暮らしている。そして車は買っていない。

それは、車を買わないことのメリットに気づいてしまったからだ。

 

 

 

【車を買わないことのメリット】

メリット1:出費が抑えられる

この答えには、当たり前すぎてみんながっかりするだろう。でも重要なことだ。車を持つには、イニシャルコストもランニングコストも掛かる。しかも、どちらもそこそこ家計を苦しめる額だ。その分趣味や貯金に回せるのであれば、そっちの方がいいと思ってしまう。旅行やドライブに行きたいのであれば、レンタカーを借りればいいし、いまはカーシェアもある。(自分の近くにはないから大きな声で言えないが)

別に車を所有する必要はない。毎日乗って車の便利さを味わいたいのであれば買えばいい。一度買えば、また新しい車が欲しくなる。そんな沼にハマっていけばいいさ。

 

メリット2:健康的になる

自ずと歩く機会が増える。自転車に乗る機会が増える。季節に関係なく、否が応でも体を動かさなければいけないので、ダイエットにも最適だ。歩くことは、認知症の予防にもなると何かの記事でも読んだことがある。気分転換にもちょうどいい。自然の空気を吸いたくなくても吸う羽目になる。強制的に心がリフレッシュされるといっても過言ではない。

 

メリット3:知らない世界と触れ合える

車は目的地まで手っ取り早くつけるというメリットがあるが、それはその過程を飛ばすことによって生まれている。歩くことで、新たな出会いがあるかもしれない。知らないじいさんと友達になったり、明日には潰れそうな文房具屋にも出会うことができるのは、車を買わない魅力だ

 

 

【クルマ社会で車を買わないためにやるべきこと】

 

ほかにもメリットは色々ある。どうだい車を買う気がなくなったかい?

では、車を買わない選択をするには何をすればいいか。

職場や学校の近くに住む。

これだけだ。日常的に行かなければいけない場所の近くに住む。これをクリアできれば、車を買わずに済む。実際に自分で体験してそう思っている。買い物する場所が近くにないという人もいるだろう。それでも、毎日遠くから通勤・通学するのはストレスがえぐい。これは続けられないだろう。おそらく車を買うか、職場の近くに転居することを考えるはずだ。職場の近くに住んでも、買い物する場所からそれもそれでストレスだという意見には、週に一回で済ませばよいと反論したい。週に一回の探検と思って、徒歩や自転車で遠出するのも悪くない。それでもスーパーが遠くて嫌というのであれば、車を買ってくれ。いまは車を絶対に買わないために最良の方法を伝えている。この方法が響かないのであれば、買う選択肢しかないのだ。

これから田舎に住む予定の人で、車を買う気がない人やそんなお金はないという人は参考にしてほしい。

 

【あとがき】

車を買いたくないのであれば、職場や学校の周辺をおすすめする。という当たり前でかつ内容もない記事。

この記事を読んだあなたは、相当な暇人です。

ほかに面白い記事がたくさんあるでしょうに、なんでよりによってこんな底辺ブログを見ているの?

もっと人生を有意義に過ごしなさい。